ショートカットが時間を節約する理由
マウスでメニューを開き、項目を探して押す操作は一回数秒ですが、一日に何百回も繰り返されます。ショートカットなら、その操作をキーボードから手を離さずに終えられます。すべてを覚える必要はありません。よく使う操作を十個ほど手に覚えさせるだけでも、体感は大きく変わります。下に挙げたショートカットはほとんどのアプリで同じ意味を持ちますが、アプリや基本ソフトのバージョンによって動きが違うことがあるので、最初は大事でない文書で試してみてください。
マウスで三回押す操作をキー二つで終わらせます。どこでも通じるショートカットと覚え方のコツをまとめました。
マウスでメニューを開き、項目を探して押す操作は一回数秒ですが、一日に何百回も繰り返されます。ショートカットなら、その操作をキーボードから手を離さずに終えられます。すべてを覚える必要はありません。よく使う操作を十個ほど手に覚えさせるだけでも、体感は大きく変わります。下に挙げたショートカットはほとんどのアプリで同じ意味を持ちますが、アプリや基本ソフトのバージョンによって動きが違うことがあるので、最初は大事でない文書で試してみてください。
ウィンドウズやリナックス系ではCtrlキーがショートカットの中心で、マックでは多くの場合、同じ位置にコマンド(⌘)キーを使います。そのため、ウィンドウズのCtrl+Cはマックではコマンド+Cになります。ウィンドウズのAltキーに当たるのはマックのオプションキーで、ウィンドウズのロゴキーのように基本ソフト固有のキーは働きがそれぞれ違います。アプリの終了やウィンドウの切り替えのショートカットも基本ソフトごとに異なるので、新しい基本ソフトを使うことになったら、公式ヘルプのショートカット一覧に一度目を通すのがいちばん早道です。
文書、メール、メッセンジャー、ブラウザのアドレスバーなど、文字を扱うほぼすべての場所で通じる基本のショートカットです。特に「元に戻す」は、失敗したときに真っ先に押してみるキーです。元に戻した操作をやり直すキーは、アプリによってCtrl+YかCtrl+Shift+Zに分かれます。
矢印キーと組み合わせる操作を知っておくと、マウスで文字をなぞって選ぶ場面がぐっと減ります。Shiftを押しながら矢印キーを押すと一文字ずつ選択され、Ctrlも一緒に押すと単語単位で動きます。ホームキーとエンドキーは行の先頭と末尾へ一気に移動し、Shiftと一緒に押すとカーソルから行末までをまとめて選択します。Ctrlとバックスペースを一緒に押すと単語が丸ごと消えるアプリも多いです。貼り付けたときに元のフォントや色までついてきて困るなら、書式なしで貼り付けるショートカットを探してみてください。多くのアプリではCtrl+Shift+Vがその役目ですが、アプリによって違います。
ウェブを長く使う人にとって、最も効果の大きいまとまりです。うっかり閉じたタブを復活させるCtrl+Shift+Tは、一度知ると手放せなくなります。文字が小さくて読みにくいときは、Ctrlとプラス・マイナスのキーで拡大・縮小し、Ctrl+0で元の大きさに戻ります。
ウィンドウズではAlt+Tabで開いているウィンドウを行き来し、ウィンドウズのロゴキーとDを一緒に押すとデスクトップが表示されます。席を離れるときにロゴキーとLで画面をロックする習慣は、セキュリティにも役立ちます。アプリが応答しないときは、Ctrl+Shift+Escでタスクマネージャーを直接開けます。ファイル名を変えるときは、ファイルを選んでF2を押します。マックではコマンド+Tabでアプリを切り替え、コマンド+スペースで検索を開きます。画面キャプチャのショートカットは基本ソフトやバージョンによって違うので、設定やヘルプで確かめる方が正確です。
便利な反面、間違えたときの代償が大きいショートカットもあります。ウィンドウズでShiftと削除(Del)キーを一緒に押すと、ファイルがごみ箱を通らずにすぐ消えます。Alt+F4は今のウィンドウを閉じますが、デスクトップで押すとシャットダウンのメニューが出ます。文書アプリでCtrl+Wを押すとウィンドウが閉じるので、保存していない内容がないか確認画面をよく読みましょう。挿入キーがオンになると、入力した文字がカーソルの後ろの文字を上書きします。急に文字が消えていくように見えたら、このキーをもう一度押してみてください。
一度に覚えようとすると、すぐに忘れてしまいます。今週は二、三個だけ決めてマウスの代わりに意識して使い、手になじんだら次を足していくやり方が長続きします。メニューを開くと項目の横にショートカットが書いてあることが多いので、よく使うメニューのショートカットをその都度確かめるのもよい方法です。入力の速さそのものを上げたいなら、タイピング練習の道具でまず正確さを固めるのが順番です。手首が痛むならキーボードの高さや手首の角度を調整し、痛みが続くときは専門家に相談してください。
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